糖尿病内科まつだクリニックのスタッフが行った講演や学会発表、勉強会などのご報告。
【2024年】
第177回糖尿病教育学習研究会(トップセミナー)
第216回IIDES糖尿病研究会
第151回CDE兵庫県連合会研究会
講演 糖尿病看護認定看護師 阿部梢 「糖尿病を持つ人の在宅支援について」
【2023年】
2023年11月11日 在宅医療セミナー~糖尿病診療編~
事例報告 糖尿病看護認定看護師 阿部梢
「糖尿病を持つ人の在宅支援について」
第146回CDE兵庫県連合会研究会
講演 糖尿病看護認定看護師 阿部梢
「クリニックにおける糖尿病療養支援の取り組み」
2023年7月22日
第172回糖尿病教育学習研究会(トップセミナー)
第211回IIDES糖尿病研究会
2023年6月30日
第26回神戸糖尿病チーム医療研究会
CASE REPORT 糖尿病ケア
糖尿病看護認定看護師 阿部梢
「糖尿病を持つ人の足を守るための取り組みについて」
3月18日
第23回兵庫県糖尿病トータルケア研究会
一般講演: 糖尿病看護認定看護師 阿部梢
「動機付けレベルから考える糖尿病療養支援」
2月27日
rtCGM Dexcom G6 Web セミナー
糖尿病看護認定看護師 阿部梢
「実臨床におけるリアルタイムCGMの活用経験~SMBGからリアルタイムCGMの時代へ~」
【2022年】
9月29日
Diabetes Conference in Kobe
~糖尿病患者さんをうまく指導・支援しよう!~
糖尿病看護認定看護師 阿部梢
「モティベーションから考える糖尿病療養支援」
7月28日
Diabetes Update Seminar
糖尿病看護認定看護師 阿部梢
「糖尿病療養支援におけるweekly GLP-1受容体作動薬の活用について」
6月24日
第25回神戸糖尿病チーム医療研究会
講演:糖尿病看護認定看護師 阿部梢
「糖尿病療養支援と動機づけレベルとの関係」
6月2日
トルリシティWeb講演会(オンライン全国講演会)
糖尿病看護認定看護師 阿部梢
「糖尿病療養支援におけるweekly GLP-1受容体作動薬の活用について」
5月13日
第65回 日本糖尿病学会年次学術集会
一般演題口演: 運動・リハビリ療法
臨床検査技師 川本剛士
「糖代謝状態の変化は筋肉量と骨ミネラル量の変化と関係する」
5月12日
第65回 日本糖尿病学会年次学術集会
一般演題口演: 糖尿病療養指導
糖尿病看護認定看護師 阿部梢
「糖尿病自己管理行動に動機づけレベルが及ぼす影響」
2021年度発表論文
日本語版糖尿病療養行動の動機づけ尺度(TSRQ-DJ)の開発とその検証
日本糖尿病学会誌「糖尿病」
2022 年 65 巻 1 号 p. 26-33
内容:2型糖尿病患者が自己管理行動を行う理由がどのように決定づけられているかを問う日本語版糖尿病自己管理行動の動機づけ尺度(TSRQ-DJ)の開発。
2月10日
神戸市西区医師会・西区医療介護サポートセンター
第17回 医療介護関係者の研究~地域で生きるために~
オンライン講演 糖尿病看護認定看護師 阿部 梢
「糖尿病を持つ人を地域で支えるために出来ること」
【2021年】
8月19日
Interactive Communication Meeting for CDE
オンライン講演 糖尿病看護認定看護師 阿部 梢
「療養支援におけるCGMの活用経験」
7月17日
兵庫県糖尿病フォーラム-合併症阻止を目指して-
オンライン講演 糖尿病看護認定看護師 阿部 梢
「フットケアを介した療養支援」
7月3日
Diabetes & Incretin WEB Seminar for CDE in Hyogo
オンライン講演 糖尿病看護認定看護師 阿部 梢
「糖尿病療養支援におけるweekly GLP-1受容体作動薬の活用について」
6月10日
リアルタイムCGMキャラバン
オンライン講演 糖尿病看護認定看護師 阿部 梢
「実臨床におけるガーディアンの活用経験」
5月28日
Web講演会 GLP-1受容体作動薬
オンライン講演 糖尿病看護認定看護師 阿部 梢
「糖尿病療養支援におけるweekly GLP-1受容体作動薬の活用について」
3月27日
第149回糖尿病教育学習研究会(トップセミナー)
第188回IIDES糖尿病研究会
第123回CDE兵庫県連合会研究会
-合同研究会-
オンライン講演 糖尿病看護認定看護師 阿部 梢
「クリニックにおけるリアルタイムCGMの使用経験」
3月11日
第16回兵庫インスリンポンプ研究会
オンライン講演 糖尿病看護認定看護師 阿部 梢
「当院におけるリアルタイムCGMの活用」
2月13日
Diabete & Incretin WEB Seminar for CDE in KOBE
オンライン基調講演 糖尿病看護認定看護師 阿部 梢
「看護師からみた糖尿病療養支援の実際」
【2020年】
10月22日
第9回 糖眼心勉強会
オンライン口演 日本糖尿病療養指導士、管理栄養士 石田 智子
「当院における糖尿病治療について~カーボカウント~」
10月5日~10月16日
第63回 日本糖尿病学会年次学術集会
オンライン発表 糖尿病看護認定看護師 阿部 梢
「持続血糖モニタリングシステムにより行動変容を認めた1型糖尿病患者の1例」
2月8日
セミナー for 神戸 DFT 2020 in Winter
口演 糖尿病看護認定看護師、フットケア指導士 阿部 梢
「みんなで始めよう、フットケア」
実技指導 看護師 茂木 淳子
「フットケアの技を盗もう!」
【2019年】
11月9日
第56回日本糖尿病学会近畿地方会
口演 糖尿病看護認定看護師 阿部 梢
「センサーによる皮膚トラブルのためFGMからリアルタイムCGMに変更した2症例」
口演 糖尿病看護認定看護師 迎 とく子
「外来でのインスリン導入により後期高齢患者のQOL維持が可能となった2症例」
11月7日
第8回糖眼心勉強会
口演 臨床検査技師 高橋 宏昌
「持続血糖モニタリングシステムについて」
9月14日
実地医家のためのGLP-1RA診療スキルアップセミナー
座長 糖尿病看護認定看護師 阿部 梢
「糖尿病患者の自己注射外来導入時の看護のポイント」
7月4日
第7回糖眼心勉強会
口演 糖尿病看護認定看護師 阿部 梢
「糖尿病診療におけるフットケアの位置付け」
6月15日
TSUNAGU for Diabetes ~患者さんの心理に寄り添った糖尿病教育~
座長 糖尿病看護認定看護師 阿部 梢
「~帰ってきたTSUNAGU寸劇~真のサポーターとは?」
2月17日
日本医療マネジメント学会 第13回兵庫支部学術集会
口演:糖尿病専門クリニックにおけるフットケアの取り組み
糖尿病看護認定看護師、フットケア指導士、日本糖尿病療養指導士
阿部梢
2月9日
日本フットケア学会 第17回学術集会
口演:クリニックで始めるフットケア教室
糖尿病看護認定看護師、フットケア指導士、日本糖尿病療養指導士
阿部梢
【2018年】
8月25日
セミナー for 神戸 DFT in Summer
活動紹介:クリニックで始めるフットケア教室
糖尿病看護認定看護師、フットケア指導士、日本糖尿病療養指導士
阿部梢
7月29日
第6回 日本糖尿病療養指導学術集会
スモールグループディスカッション フットケア
ファシリテーター:糖尿病看護認定看護師、フットケア指導士、
日本糖尿病療養指導士
阿部梢
6月9日
TSUNAGU For Diabetes
口演:管理栄養士、日本糖尿病療養指導士 石田智子
第65回 日本糖尿病学会年次学術集会 医療スタッフ優秀演題賞 共同研究者の神戸市看護大学 稲垣聡先生が受賞 |
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2022年度発表論文
2型糖尿病をもつ人の食事および運動習慣に関連する因子の探索インターネット調査による横断研究
稲垣 聡, 松田 友和, 阿部 梢, 加藤 憲司
糖尿病, 2023 年 66 巻 9 号 p. 675-685
https://doi.org/10.11213/tonyobyo.66.675
内容:神戸市看護大学の稲垣先生らと共同で、糖尿病自己管理行動(セルフケア)と関連が予想される複数の特性を用いた調査を全国的な規模で実施し、食事療法や運動療法が、自律的動機と関連していることを明らかにしました。
Association of scan frequency with CGM-derived metrics and influential factors in adults with type 1 diabetes mellitus Diabetology International(2023). https://doi.org/10.1007/s13340-023-00655-9
内容:京都医療センターの坂根先生らとの共同研究により、成人の1型糖尿病(T1D)における断続的スキャン持続血糖モニタリング(isCGM)について調べました。スキャンの頻度は、血糖のマネージメントと関連していました。また、運動習慣と低血糖に対する懸念が、スキャン頻度に影響を与える可能性があることがわかりました。
Determinants of phase angle in Japanese patients with diabetes. Muramae, N., Matsuda, T., Inagaki, S. et al. Diabetology International (2023).https://doi.org/10.1007/s13340-023-00633-1
村前直和先生の論文です。Diabetology International(日本糖尿病学会の英文誌)に掲載されました。
内容:私たちはInBody(インボディ:クリニックで使用している体組成計)で得られるphase angle(位相角)という指標に注目しました。位相角は「細胞膜」の健康状態を反映し、数値が大きい方が細胞膜は健康ということになります。神戸大学糖尿病・内分泌内科と糖尿病内科まつだクリニックの共同研究により、位相角に影響を与える要因の検討、および血糖の平均値(HbA1c)との関係を調査しました。
その結果、位相角は細胞外水分比という水分バランスの指標(心不全や腎不全といった臓器障害と関連)と強い負の相関関係があること、さらに位相角はHbA1cの影響を受ける(HbA1cが高くなると位相角は低くなる)ことが明らかになりました。
Relationship between Diabetes Self-Management and the Use of Health Care Apps: A Cross-Sectional Study Satoshi Inagaki , Kenji Kato , Kozue Abe , Hiroaki Takahashi , Tomokazu Matsuda ACI open 2023; 07(01): e23-e29
内容:糖尿病を持つ人の自己管理行動とヘルスケアアプリの利用に関する研究です。2型糖尿病を持つ人のうち、ヘルスケアアプリを利用している人は24.1%で、ヘルスケアアプリを利用している人では、利用していない人に比べて、運動の自己管理スコアが有意に高いことがわかりました。
To use or not to use SMBG system? Real-world flash glucose monitoring patterns using cluster analysis of FGM-Japan study
Intern Med. 2023 Jan 12. doi: 10.2169/internalmedicine.0639-22.
内容:1型糖尿病の成人におけるCGM由来の指標および影響力のある要因とのスキャン頻度との関連に関する論文です(京都医療センターの坂根先生らとの共同研究)
Diabetes-Related Shame among People with Type 2 Diabetes: An Internet-Based Cross-Sectional Study
BMJ Open Diabetes Res Care. 2022 Dec;10(6):e003001.
内容:糖尿病を恥ずかしいと感じている人の背景には特徴があることが明らかになりました。また、その恥ずかしさは糖尿病療養に影響を及ぼしている可能性が示唆されました。自己効力感や統制的動機づけなど、療養支援により介入できる要素もあると考えています。
Factors association of hemoglobin glycation index in adults with type 1 diabetes mellitus: the FGM-Japan study
J Diabetes Investig. 2023 Feb 14. doi: 10.1111/jdi.13973.
内容:HbA1cと血糖値の間の不一致(ヘモグロビン糖化指数:HGI)に、関連する因子を見つけることを目的とした研究です。HGI(実測したHbA1と予想HbA1cのずれ)が、HbA1cとは無関係に、女性の性別、eGFR(腎機能)およびいくつかの血糖変動指数に関連していることを示しました。(京都医療センターの坂根先生らとの共同研究)